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サー・ガウェインと緑の騎士:トールキンのアーサー王物語 (日本語) 単行本 – 2019/7/13

評論・文学研究, 外国詩, SF・ホラー・ファンタジー (本), 英米文学研究, J・R・R・トールキン


サー・ガウェインと緑の騎士:トールキンのアーサー王物語 (日本語) 単行本 – 2019/7/13の表紙

によって J・R・R・トールキン

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映画やゲーム、アニメなど様々なところで登場するアーサー王伝説の有名な物語を巨匠トールキンが翻案。1953年にBBCラジオで放送された幻の作品を収録した中世騎士道物語集。表題作の他「真珠」「サー・オルフェオ」を収録。「トールキンがこよなく愛した物語が端正な日本語で甦る」 ――井辻朱美「この物語はとてもすぐれた語りものとしての要素をそなえているようにみえる。しかし、もっとよく見れば、それ以上のものであることが分かる。それは騎士物語(ロマンス)、すなわち大人のための童話であり、生命と色彩にあふれている。要約してしまうと失われてしまうような美点も多々ある。すなわち、美しい風景描写、上品な会話、ユーモラスなやり取り、巧妙に組み立てられた筋立てなどがそうである。」 ――「解題」J・R・R・トールキンより【目次】サー・ガウェインと緑の騎士真珠(パール)サー・オルフェオガウェインの別れの歌本書についてクリストファー・トールキン解題J・R・R・トールキン訳者あとがき六〇〇年の時空を超えて――新装版にあたって【著者】J・R・R・トールキン(J.R.R.Tolkien)1892年1月3日、南アフリカのブルームフォンテーンに生まれる。第1次世界大戦に兵士として従軍した後、学問の世界で成功をおさめ、言語学者としての地位を築いたが、それよりも中つ国(ミドルアース)の創造者として、また古典的な大作、『ホビット』、『指輪物語』、『シルマリルの物語』の作者として知られている。その著作は、世界中で60以上もの言語に翻訳される大ベストセラーとなった。1972年に、CBE爵位を受勲し、オックスフォード大学から名誉文学博士号を授与された。1973年に81歳で死去。【訳者】山本史郎(やまもと・しろう)1954年生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授をへて、現在、昭和女子大学特命教授。専攻は、イギリス文学・文化、翻訳論など。おもな著書に、『読み切り世界文学』(朝日新聞出版)、『名作英文学を読み直す』(講談社)などがある。おもな訳書に、『ホビット――ゆきてかえりし物語』、『トールキン仔犬のローバーの冒険』、『完全版赤毛のアン』、サトクリフ・シリーズとして『アーサー王と円卓の騎士』、『アーサー王と聖杯の物語』、『アーサー王最後の戦い』(以上原書房)などがある。

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